ふくら雀

こんにちは。greenです。


今日の帯結びはふくら雀です。 

 ふくら雀とは冬の寒い時期に、スズメが羽毛を膨らませるように逆立てる事で、中に空気の層を作り体温の低下を防いでいる姿のことです。

冬にスズメが膨らむ姿は古くから知られており、ふくら雀は冬の季語としても用いられます。


また、「福来雀」という字があてられいて大変縁起が良いとされています。

結納などのおめでたい席で結ばれることも多いと思います。


私が成人式を迎えた頃は、飾り結びの便利アイテム『三重紐』が無かったので

このふくら雀姿の新成人も多かったと記憶しています。


文庫同様、左右対象が大切ですので着付け師の腕によって、仕上がりに差がでます。


お客様からのオーダーに慌てないよう

日々練習に励んでいます。

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